手数料の安いネット証券比較7選!全7社を比較してお得な業者を紹介します
株式投資
「余計なコストをできるだけかけずに、ネット証券で株式投資をしたい」
証券会社によって手数料が異なりますが、どうせ投資するなら手数料が安い証券会社を利用したいですよね。
そこで本記事では、 手数料の安いネット証券を全7社を比較してお得な業者を紹介します。
ネット証券の取引手数料には大きく2種類ある
まずは、証券会社の手数料の仕組みを理解しておきましょう。
- 1約定制:約定ごとにかかる手数料
- 1定額制:1日の合計取引額にかかる手数料
1約定制:約定ごとにかかる手数料
1約定制とは、1回の注文ごとに手数料が発生するプラン です。
取引回数が少ない方は「1約定制」プランがお得です。
1定額制:1日の合計取引額にかかる手数料
1定額制とは、1日の合計取引額で手数料が決まるプランです。
デイトレーダーのように 1日に何度も取引する方は「1定額制」プランがお得です。
ネット証券の手数料を種類別に比較
ネット証券の手数料は、購入する銘柄の価格や取引コース、現物取引、信用取引などで大きく変わります。
- 【国内現物取引】約定ごとにかかる手数料の比較
- 【国内現物取引】1日の合計取引額にかかる手数料の比較
- 【信用取引】約定ごとにかかる手数料の比較
- 【信用取引】1日の合計取引額にかかる手数料の比較
【国内現物取引】約定ごとにかかる手数料の比較
【国内現物取引】1日の合計取引額にかかる手数料の比較
証券会社 | 手数料 | |||||||
〜5万円 | 〜10万円 | 〜20万円 | 〜50万円 | 〜100万円 | 〜150万円 | 〜300万円 | 300万円超 | |
SBIネオトレード | 0円 | 0円 | 信用取引口座の開設基準0円 | 0円 | 0円 | 880円 | 1,100円~1,540円 | 以降100万増加ごとに295円ずつ増加 |
DMM株 | なし(1約定ごとに手数料が発生する) | |||||||
SBI証券 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 1,238円 | 1,691円 | 以降100万増加ごとに295円ずつ増加 |
GMOクリック証券 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 1,238円 | 1,691円 | 以降100万増加ごとに295円ずつ増加 |
auカブコム証券 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 信用取引口座の開設基準2,200円 | 3,300円 | 4,400円~ |
松井証券(※) | 0円 | 0円 | 0円 信用取引口座の開設基準 | 0円 | 1,100円 | 2,200円 | 以降100万増加ごとに1,100円ずつ増加(110,000円が上限) | |
岡三オンライン | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 1,430円 | 以降100万増加ごとに550円ずつ増加 | |
LINE証券 | なし(1約定ごとに手数料が発生する) |
【信用取引】約定ごとにかかる手数料の比較
【信用取引】1日の合計取引額にかかる手数料の比較
手数料の安いネット証券おすすめランキング7選!
- SBIネオトレード証券
- DMM株
- SBI証券
- GMOクリック証券
- auカブコム証券 信用取引口座の開設基準 信用取引口座の開設基準
- 松井証券
- 岡三オンライン
- LINE証券
SBIネオトレード証券
SBIネオトレード証券の特徴
- 信用取引の手数料が安い
- 国内現物取引は1日定額プランは100万円まで手数料無料
- 1約定毎の取引手数料も業界最安水準
国内信用取引の1日定額プランでは、約定代金に関わらず取引手数料が無料 です。
現物取引でも1日100万円までの取引なら手数料が無料 になります。
とりあえず手数料が安い証券会社を探している人には、SBIネオトレード証券がおすすめです。
運営会社 | 信用取引口座の開設基準株式会社SBIネオトレード証券 |
【国内現物取引】 1約定毎の手数料 | 50円~880円 |
【国内現物取引】1日定額プランの手数料 | 0円~1,540円 |
【国内信用取引】 1約定毎の手数料 | 55円~880円 |
【国内信用取引】1日定額プランの手数料 | 約定代金に関わらず無料 |
申込から口座開設までの日数 | 最短翌営業日 |
公式サイト | 信用取引口座の開設基準SBIネオトレード証券の詳細を見る |
- 1約定毎の手数料は業界最安水準
- 1日定額プランがない
- 最短当日から取引できる
1日定額プランはありませんが、 1約定毎の手数料は業界最安水準となっています。
また、 信用取引の取引手数料は約定代金が300万円以上、またはVIPコースの条件を満たすと無料になります。
最短即日で口座開設が完了するので、今すぐに取引を始められることも特徴です。
運営会社 | 株式会社DMM.com証券 |
【国内現物取引】 1約定毎の手数料 | 55円~880円 |
【国内現物取引】1日定額プランの手数料 | なし |
【国内信用取引】 1約定毎の手数料 | 55円~880円 |
【国内信用取引】1日定額プランの手数料 | なし |
申込から口座開設までの日数 | 最短当日 |
公式サイト | DMM株の詳細を見る |
SBI証券
- 国内最大手の証券会社
- 信用取引の手数料は1日100万円まで無料 信用取引口座の開設基準
- 現物取引の1日定額プラン手数料は1日100万円まで無料
現物取引の1約定毎の手数料が55円〜と主要ネット証券最安です。
現物取引の1日定額プランと信用取引の手数料は、1日100万円まで無料となっています。
人気の証券会社で余計なコストをかけずに取引したい人には、SBI証券がおすすめです。
運営会社 | 株式会社SBI証券 |
【国内現物取引】 1約定毎の手数料 | 55円~1,013円 |
【国内現物取引】1日定額プランの手数料 | 0円~1,691円 |
【国内信用取引】 1約定毎の手数料 | 0円~1,320円 |
【国内信用取引】1日定額プランの手数料 | 0円~1,320円 |
申込から口座開設までの日数 | 最短翌営業日 |
公式サイト | SBI証券の詳細を見る |
GMOクリック証券
GMOクリック証券の特徴
- 1日定額プランの手数料は1日100万円まで無料
- 現物取引における1約定毎の手数料は業界最安水準の50円(5万円まで)
- 信用取引における1約定毎の手数料は最大でも264円
1日の約定代金の合計で手数料が決まる「1日定額プラン」と1約定ごとの代金で手数料が決まる「1約定ごとプラン」が用意されています。
1日定額プランの手数料は、現物取引と信用取引どちらも1日100万円まで無料です。
300万円を超えると1約定毎に1,000円を超える手数料が多い中、GMOクリック証券は264円が上限なので、大幅にコストを削減できます。
運営会社 | GMOクリック証券株式会社 |
【国内現物取引】 1約定毎の手数料 | 50円~880円 |
【国内現物取引】1日定額プランの手数料 | 0円~1,691円 | 信用取引口座の開設基準
【国内信用取引】 1約定毎の手数料 | 97円~264円 |
【国内信用取引】1日定額プランの手数料 | 0円~1,320円 |
申込から口座開設までの日数 | 最短2営業日 |
公式サイト | GMOクリック証券の詳細を見る |
auカブコム証券
auカブコム証券の特徴
- 1日300万円を超えると手数料が割高になる
- 1日定額プランの手数料は1日100万円まで無料
- 手数料が割引されるサービスが豊富
1日定額プランの手数料は1日100万円まで無料です。
また、auカブコム証券では満50歳以上の方なら現物取引の手数料が2〜4%割引になる「シニア割」やauユーザーなら手数料が1%割引になる「auで株式割」など、 手数料が割引されるサービスが豊富です。
手数料の割引対象になる人や1日100万円未満の取引に収まる人には、auカブコム証券がおすすめです。
運営会社 | auカブコム証券株式会社 |
【国内現物取引】 1約定毎の手数料 | 55円~4,059円 |
【国内現物取引】1日定額プランの手数料 | 0円~4,400円 |
【国内信用取引】 1約定毎の手数料 | 99円~385円 |
【国内信用取引】1日定額プランの手数料 | 0円~4,400円 |
申込から口座開設までの日数 | 最短翌営業日 |
公式サイト | auカブコム証券の詳細を見る |
- 1約定毎の手数料プランがない
- 現物・信用取引が1日50万円まで手数料無料
- 25歳以下の現物・信用取引手数料が無料
現物・信用取引ではどちらも1日50万円まで手数料が無料です。
さらに、 松井証券では25歳以下の人限定で、現物・信用取引の手数料が約定代金に関係なく無料となっています。
1日に50万円未満の約定代金に収まる人や25歳以下の人には、手数料無料の松井証券がおすすめです。
運営会社 | 松井証券株式会社 |
【国内現物取引】 1約定毎の手数料 | なし |
【国内現物取引】1日定額プランの手数料 | 0円~110,000円 |
【国内信用取引】 1約定毎の手数料 | なし |
【国内信用取引】1日定額プランの手数料 | 0円~110,000円 |
申込から口座開設までの日数 | 最短3営業日 |
公式サイト | 松井証券の詳細を見る |
岡三オンライン
- 1約定制の手数料は割高
- 1日定額プランの手数料は1日100万円まで無料
1日定額プランの手数料は1日100万円まで無料となっています。 しかし、1約定毎の手数料は108円〜と他の証券会社と比べるとやや割高です。
1約定毎プランは余計なコストがかかるのでおすすめしません。
運営会社 | 岡三証券株式会社 |
【国内現物取引】 1約定毎の手数料 | 108円~3,300円 |
【国内現物取引】1日定額プランの手数料 | 信用取引口座の開設基準0円~1,430円 |
【国内信用取引】 1約定毎の手数料 | 108円~1,320円 |
【国内信用取引】1日定額プランの手数料 | 0円~1,100円 |
申込から口座開設までの日数 | 最短翌営業日 |
公式サイト | 岡三オンラインの詳細を見る |
LINE証券
LINE証券の特徴
-
信用取引口座の開設基準
- 信用取引の取引手数料が無料
- 1日定額プランがない
- 100万円以上の現物取引手数料は少し割高
信用取引の売買手数料は、約定代金に関わらずいつでも無料です。
LINE証券では、現物取引と信用取引どちらも1日定額プランがありません。
信用取引をメインに取引していく人には、手数料無料のLINE証券がおすすめです。
運営会社 | LINE証券株式会社 |
【国内現物取引】 1約定毎の手数料 | 55円~1,013円 |
【国内現物取引】1日定額プランの手数料 | なし |
【国内信用取引】 1約定毎の手数料 | 約定代金に関係なく無料 |
【国内信用取引】1日定額プランの手数料 | なし |
申込から口座開設までの日数 | 最短翌営業日 |
公式サイト | LINE証券の詳細を見る |
ネット証券の手数料に関するよくあるQ&A
- 米国株の手数料で一番安いのはどこですか?
- 信用取引の手数料で一番安いのはどこですか?
- 投資信託の手数料で一番安いのはどこですか?
米国株の手数料で一番安いのはどこですか?
米国株の手数料で一番安いのは、DMM株です。
証券会社 | 取引手数料 | 為替手数料 |
DMM株 | 取引手数料無料 | 25銭/1ドル |
SBI証券 | 約定代金の0.495% (最大22ドル) | 25銭/1ドル |
楽天証券 | 約定代金の0.信用取引口座の開設基準 495% (最大22ドル) | 25銭/1ドル |
マネックス証券 | 約定代金の0.495% (最大22ドル) | 買付時:無料 売却時:25銭 |
他の証券会社では、取引手数料として約定代金の0.495%の取引手数料がかかります。
それに対してDMM株では取引手数料は一切かかりません。
余計なコストをかけずに米国株投資をしたい人には、DMM株がおすすめです。
信用取引の手数料で一番安いのはどこですか?
信用取引の手数料で一番安いのは、LINE証券とSBIネオトレード証券です。
SBIネオトレード証券は、1日定額プランの取引手数料が約定代金に関わらず無料です。
信用取引をしたい人は、LINE証券またはSBIネオトレード証券で取引することをおすすめします。
投資信託の手数料で一番安いのはどこですか?
投資信託の手数料は投資商品によって変動するため、一概にどの証券会社が安いとは言えません。
証券会社 | 購入手数料 | 保管手数料 | 解約手数料 |
SBI証券 | 無料 | 純資産額に対して最大年率0,31% | 解約時の基準価額に対して最大0.5% |
松井証券 | 無料 | 純資産額に対して最大年率0.34% | 解約時の基準価額に対して最大0.5% |
auカブコム証券 | 無料 | 投資商品によって変動 | 投資商品によって変動 |
投資信託に投資をする方はどの証券会社を選ぶのかよりも 、 どの投資商品を購入するのかを確認することが大切です。
ネット証券の手数料比較 まとめ
ネット証券の手数料は、現物取引または信用取引かどうかやプランによって異なります。
取引手数料は株取引をする上で必ず発生するコストなので、できるだけ抑えることで効率的に利益を積み上げていくことができます。
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米国株信用取引口座開設の申込受付を2022年6月26日(日)13時頃(予定)より開始いたします。申込開始を記念し、「米国株信用取引スタートダッシュキャンペーン」を実施します。
期間中に米国株信用取引口座を開設したお客様全員にマネックスポイント200ポイントをプレゼントの上、さらに、米国株信用取引サービス開始から2ヶ月間、米国株取引の合計取引手数料(現物・信用含む、税抜)をキャッシュバック※します。 ※ 上限5,000円
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キャンペーン詳細
キャンペーン期間 | 2022年6月26日(日)~米国株信用取引サービス開始日の前日まで(2022年中を予定) |
---|---|
キャンペーン内容 | キャンペーン期間中に米国株信用取引口座を開設したお客様全員にマネックスポイント200ポイントをプレゼントの上、さらに、米国株信用取引サービス開始から2ヶ月間、米国株取引の合計取引手数料(現物・信用含む、税抜)を最大5,000円分まで米ドルでキャッシュバックします。 (※) |
- キャッシュバック時に外国株取引口座、米国株信用取引口座を閉鎖されている場合は対象外となります。
- NISA用米国株口座でのお取引は、本キャッシュバックの対象外となります。
- キャッシュバック対象期間中、「米国株デビュー応援プログラム」に該当するお客様は、本キャッシュバック対象外となります。
- USAプログラム対象の米国ETF9銘柄の買付手数料(税抜)は、本キャッシュバック対象外となります。
- 売却時のみ発生する現地取引費用「SecFee」は、キャッシュバックの対象外です。
- キャッシュバックの金額によっては、税法上、確定申告が必要になる場合がございます。詳細については、税理士または最寄りの税務署にご確認いただきますようお願い申し上げます。
- キャッシュバック対象期間の終了日が、営業日に当たらない場合(土日祝日など現地非取引日)は、直前の営業日をもって期間満了となります。
マネックス証券の米国株サービス・特典について
取引チャンスを逃さないための4つの機能/サービス
銘柄スカウター米国株
マネックス証券「米国株」の4つの特典
米国上場有価証券等のお取引に関する重要事項
- 現物取引
米国株式等の委託取引では、約定金額に対し0.45%(税込:0.495%)(上限20米ドル(税込:22米ドル))の国内取引手数料がかかります。IFAを媒介した取引の取引手数料は、1注文の約定金額により異なり、最大14,信用取引口座の開設基準 000米ドル(税込:15,400米ドル)かかります。取引手数料のほか売却時のみ現地取引費用がかかります。現地取引費用は、市場状況、現地情勢等に応じて決定されますので、その金額等および手数料等の合計額等をあらかじめ表示することはできません。店頭取引では取引手数料はかかりませんが、取引価格は当社が直近の米国金融商品取引所の終値等をベースとして合理的に算出した基準となる価格に、概ね1.5%(最大5.0%)のスプレッドを加減して決定し、IFAを媒介した取引の場合は、概ね2.2%(最大5.7%)のスプレッドを加減して決定いたします。米国ETF等の売買では、保有期間に応じて信託報酬その他手数料がかかることがあります。円貨お預り金と外貨お預り金の交換時に所定の為替手数料がかかります。 - 信用取引
信用取引では、約定したお取引に対し当社が定める取引手数料がかかる他、信用金利等がかかります。取引手数料および信用金利等の詳細はサービス開始前のため未定ですが、サービス開始までに当社ウェブサイトでご案内いたします。
マネックス証券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第165号 加入協会:日本証券業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 日本暗号資産取引業協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会
当サイトは、株式会社新生銀行が同行の金融商品仲介をご利用のお客様へ勧誘する際に使用されることがあります。
株式会社新生銀行 登録金融機関:関東財務局長(登金)第10号 加入協会:日本証券業協会・一般社団法人 金融先物取引業協会
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手数料の安いネット証券比較7選!全7社を比較してお得な業者を紹介します
株式投資
「余計なコストをできるだけかけずに、ネット証券で株式投資をしたい」
証券会社によって手数料が異なりますが、どうせ投資するなら手数料が安い証券会社を利用したいですよね。
そこで本記事では、 手数料の安いネット証券を全7社を比較してお得な業者を紹介します。
ネット証券の取引手数料には大きく2種類ある
まずは、証券会社の手数料の仕組みを理解しておきましょう。
- 1約定制:約定ごとにかかる手数料
- 1定額制:1日の合計取引額にかかる手数料
1約定制:約定ごとにかかる手数料
1約定制とは、1回の注文ごとに手数料が発生するプラン です。
取引回数が少ない方は「1約定制」プランがお得です。
1定額制:1日の合計取引額にかかる手数料
1定額制とは、1日の合計取引額で手数料が決まるプランです。
デイトレーダーのように 1日に何度も取引する方は「1定額制」プランがお得です。
ネット証券の手数料を種類別に比較
ネット証券の手数料は、購入する銘柄の価格や取引コース、現物取引、信用取引などで大きく変わります。
- 【国内現物取引】約定ごとにかかる手数料の比較
- 【国内現物取引】1日の合計取引額にかかる手数料の比較
- 【信用取引】約定ごとにかかる手数料の比較
- 【信用取引】1日の合計取引額にかかる手数料の比較
【国内現物取引】約定ごとにかかる手数料の比較
【国内現物取引】1日の合計取引額にかかる手数料の比較
証券会社 | 手数料 | |||||||
〜5万円 | 〜10万円 | 〜20万円 | 〜50万円 | 〜100万円 | 〜150万円 | 〜300万円 | 300万円超 | |
SBIネオトレード | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 880円 | 1,100円~1,540円 | 以降100万増加ごとに295円ずつ増加 |
DMM株 | なし(1約定ごとに手数料が発生する) | |||||||
SBI証券 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 1,信用取引口座の開設基準 238円 | 1,691円 | 以降100万増加ごとに295円ずつ増加 |
GMOクリック証券 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 1,238円 | 1,691円 | 以降100万増加ごとに295円ずつ増加 |
auカブコム証券 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 信用取引口座の開設基準0円 | 2,200円 | 3,300円 | 4,400円~ |
松井証券(※) | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 1,100円 | 2,200円 | 以降100万増加ごとに1,100円ずつ増加(110,000円が上限) | |
岡三オンライン | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 1,430円 | 以降100万増加ごとに550円ずつ増加 | |
LINE証券 | なし(1約定ごとに手数料が発生する) |
【信用取引】約定ごとにかかる手数料の比較
【信用取引】1日の合計取引額にかかる手数料の比較
手数料の安いネット証券おすすめランキング7選!
- SBIネオトレード証券
- DMM株
- SBI証券
- GMOクリック証券
- auカブコム証券
- 松井証券
- 岡三オンライン
- LINE証券
SBIネオトレード証券
SBIネオトレード証券の特徴
- 信用取引の手数料が安い
- 国内現物取引は1日定額プランは100万円まで手数料無料
- 1約定毎の取引手数料も業界最安水準
国内信用取引の1日定額プランでは、約定代金に関わらず取引手数料が無料 です。
現物取引でも1日100万円までの取引なら手数料が無料 になります。
とりあえず手数料が安い証券会社を探している人には、SBIネオトレード証券がおすすめです。
運営会社 | 株式会社SBIネオトレード証券 |
【国内現物取引】 1約定毎の手数料 | 50円~880円 |
【国内現物取引】1日定額プランの手数料 | 0円~1,信用取引口座の開設基準 540円 |
【国内信用取引】 1約定毎の手数料 | 55円~880円 |
【国内信用取引】1日定額プランの手数料 | 約定代金に関わらず無料 |
申込から口座開設までの日数 | 最短翌営業日 |
公式サイト | SBIネオトレード証券の詳細を見る |
- 1約定毎の手数料は業界最安水準
- 1日定額プランがない
- 最短当日から取引できる
1日定額プランはありませんが、 1約定毎の手数料は業界最安水準となっています。
また、 信用取引の取引手数料は約定代金が300万円以上、またはVIPコースの条件を満たすと無料になります。
最短即日で口座開設が完了するので、今すぐに取引を始められることも特徴です。
運営会社 | 株式会社DMM.com証券 |
【国内現物取引】 信用取引口座の開設基準 信用取引口座の開設基準 1約定毎の手数料 | 55円~880円 |
【国内現物取引】1日定額プランの手数料 | なし |
【国内信用取引】 1約定毎の手数料 | 55円~880円 |
【国内信用取引】1日定額プランの手数料 | 信用取引口座の開設基準なし |
申込から口座開設までの日数 | 最短当日 |
公式サイト | DMM株の詳細を見る |
SBI証券
- 国内最大手の証券会社
- 信用取引の手数料は1日100万円まで無料
- 現物取引の1日定額プラン手数料は1日100万円まで無料
現物取引の1約定毎の手数料が55円〜と主要ネット証券最安です。
現物取引の1日定額プランと信用取引の手数料は、1日100万円まで無料となっています。
人気の証券会社で余計なコストをかけずに取引したい人には、SBI証券がおすすめです。
運営会社 | 株式会社SBI証券 |
【国内現物取引】 1約定毎の手数料 | 55円~1,013円 |
【国内現物取引】1日定額プランの手数料 | 0円~1,691円 |
【国内信用取引】 1約定毎の手数料 | 0円~1,320円 |
【国内信用取引】1日定額プランの手数料 | 0円~1,320円 |
申込から口座開設までの日数 | 最短翌営業日 |
公式サイト | SBI証券の詳細を見る |
GMOクリック証券
GMOクリック証券の特徴
- 1日定額プランの手数料は1日100万円まで無料
- 現物取引における1約定毎の手数料は業界最安水準の50円(5万円まで)
- 信用取引における1約定毎の手数料は最大でも264円
1日の約定代金の合計で手数料が決まる「1日定額プラン」と1約定ごとの代金で手数料が決まる「1約定ごとプラン」が用意されています。
1日定額プランの手数料は、現物取引と信用取引どちらも1日100万円まで無料です。
300万円を超えると1約定毎に1,000円を超える手数料が多い中、GMOクリック証券は264円が上限なので、大幅にコストを削減できます。
運営会社 | GMOクリック証券株式会社 |
【国内現物取引】 1約定毎の手数料 | 50円~880円 |
【国内現物取引】1日定額プランの手数料 | 0円~1,691円 |
【国内信用取引】 1約定毎の手数料 | 97円~264円 |
【国内信用取引】1日定額プランの手数料 | 0円~1,320円 |
申込から口座開設までの日数 | 最短2営業日 |
公式サイト | GMOクリック証券の詳細を見る |
auカブコム証券
auカブコム証券の特徴
- 1日300万円を超えると手数料が割高になる
- 1日定額プランの手数料は1日100万円まで無料
- 手数料が割引されるサービスが豊富
1日定額プランの手数料は1日100万円まで無料です。
また、auカブコム証券では満50歳以上の方なら現物取引の手数料が2〜4%割引になる「シニア割」やauユーザーなら手数料が1%割引になる「auで株式割」など、 手数料が割引されるサービスが豊富です。
手数料の割引対象になる人や1日100万円未満の取引に収まる人には、auカブコム証券がおすすめです。
運営会社 | auカブコム証券株式会社 |
【国内現物取引】 1約定毎の手数料 | 55円~4,059円 |
【国内現物取引】1日定額プランの手数料 | 0円~4,400円 |
【国内信用取引】 1約定毎の手数料 | 99円~385円 |
【国内信用取引】1日定額プランの手数料 | 0円~4,400円 |
申込から口座開設までの日数 | 最短翌営業日 |
公式サイト | auカブコム証券の詳細を見る |
- 1約定毎の手数料プランがない
- 現物・信用取引が1日50万円まで手数料無料
- 25歳以下の現物・信用取引手数料が無料
現物・信用取引ではどちらも1日50万円まで手数料が無料です。
さらに、 松井証券では25歳以下の人限定で、現物・信用取引の手数料が約定代金に関係なく無料となっています。
1日に50万円未満の約定代金に収まる人や25歳以下の人には、手数料無料の松井証券がおすすめです。
運営会社 | 松井証券株式会社 |
【国内現物取引】 1約定毎の手数料 | なし |
【国内現物取引】1日定額プランの手数料 | 0円~110,000円 | 信用取引口座の開設基準
【国内信用取引】 1約定毎の手数料 | なし |
【国内信用取引】1日定額プランの手数料 | 0円~110,000円 |
申込から口座開設までの日数 | 最短3営業日 |
公式サイト | 松井証券の詳細を見る |
岡三オンライン
- 1約定制の手数料は割高
- 1日定額プランの手数料は1日100万円まで無料
1日定額プランの手数料は1日100万円まで無料となっています。 しかし、1約定毎の手数料は108円〜と他の証券会社と比べるとやや割高です。
1約定毎プランは余計なコストがかかるのでおすすめしません。
運営会社 | 岡三証券株式会社 |
【国内現物取引】 1約定毎の手数料 | 108円~3,300円 |
【国内現物取引】1日定額プランの手数料 | 0円~1,430円 |
【国内信用取引】 1約定毎の手数料 | 108円~1,320円 |
【国内信用取引】1日定額プランの手数料 | 0円~1,100円 |
申込から口座開設までの日数 | 最短翌営業日 |
公式サイト | 岡三オンラインの詳細を見る |
LINE証券
LINE証券の特徴
- 信用取引の取引手数料が無料
- 1日定額プランがない
- 100万円以上の現物取引手数料は少し割高
信用取引の売買手数料は、約定代金に関わらずいつでも無料です。
LINE証券では、現物取引と信用取引どちらも1日定額プランがありません。
信用取引をメインに取引していく人には、手数料無料のLINE証券がおすすめです。
運営会社 | LINE証券株式会社 |
【国内現物取引】 1約定毎の手数料 | 55円~1,013円 |
【国内現物取引】1日定額プランの手数料 | なし |
【国内信用取引】 1約定毎の手数料 | 約定代金に関係なく無料 |
【国内信用取引】1日定額プランの手数料 | なし |
申込から口座開設までの日数 | 最短翌営業日 |
公式サイト | LINE証券の詳細を見る |
ネット証券の手数料に関するよくあるQ&A
- 米国株の手数料で一番安いのはどこですか?
- 信用取引の手数料で一番安いのはどこですか?
- 投資信託の手数料で一番安いのはどこですか?
米国株の手数料で一番安いのはどこですか?
米国株の手数料で一番安いのは、DMM株です。
証券会社 | 取引手数料 | 為替手数料 |
DMM株 | 取引手数料無料 | 25銭/1ドル |
SBI証券 | 約定代金の0.495% (最大22ドル) | 25銭/1ドル |
楽天証券 | 約定代金の0.495% (最大22ドル) | 25銭/1ドル |
マネックス証券 | 約定代金の0.495% (最大22ドル) | 買付時:無料 売却時:25銭 |
他の証券会社では、取引手数料として約定代金の0.495%の取引手数料がかかります。
それに対してDMM株では取引手数料は一切かかりません。
余計なコストをかけずに米国株投資をしたい人には、DMM株がおすすめです。
信用取引の手数料で一番安いのはどこですか?
信用取引の手数料で一番安いのは、LINE証券とSBIネオトレード証券です。
SBIネオトレード証券は、1日定額プランの取引手数料が約定代金に関わらず無料です。
信用取引をしたい人は、LINE証券またはSBIネオトレード証券で取引することをおすすめします。
投資信託の手数料で一番安いのはどこですか?
投資信託の手数料は投資商品によって変動するため、一概にどの証券会社が安いとは言えません。
証券会社 | 購入手数料 | 保管手数料 | 解約手数料 |
SBI証券 | 無料 | 純資産額に対して最大年率0,31% | 解約時の基準価額に対して最大0.5% |
松井証券 | 無料 | 純資産額に対して最大年率0.34% | 解約時の基準価額に対して最大0.5% |
auカブコム証券 | 無料 | 投資商品によって変動 | 投資商品によって変動 |
投資信託に投資をする方はどの証券会社を選ぶのかよりも 、 どの投資商品を購入するのかを確認することが大切です。
ネット証券の手数料比較 まとめ
ネット証券の手数料は、現物取引または信用取引かどうかやプランによって異なります。
取引手数料は株取引をする上で必ず発生するコストなので、できるだけ抑えることで効率的に利益を積み上げていくことができます。
【更新】円安の行方は?広木・大槻・岡元・吉田の見方と今すぐやるべきこと
上智大学外国語学部卒。神戸大学大学院・経済学研究科後期博士課程修了。博士(経済学 )。マーケットに携わって30年超、うちバイサイドの経験が20年。国内銀行系投資顧問、外資系運用会社、ヘッジファンドなど様々な運用機関でファンドマネージャー等を歴任。
2010年より現職。青山学院大学大学院・国際マネジメント研究科(MBA)非常勤講師。
テレビ東京「ニュースモーニングサテライト」、BSテレビ東京「日経プラス9」等のレギュラーコメンテーターを務めるなどメディアへの出演も多数。
マネックス証券オウンドメディア「マネクリ」でレポート等が閲覧可能。
著書:
「ストラテジストにさよならを 21世紀の株式投資論」(ゲーテビジネス新書)
「9割の負け組から脱出する投資の思考法」(ダイヤモンド社)
「勝てるROE投資術」(日本経済新聞出版社)
「ROEを超える企業価値創造」(日本経済新聞出版社)(共著)
「2021年相場の論点」(日本経済新聞出版社)
広木隆の連載コンテンツ
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(毎週金曜日に更新)
チーフ・ストラテジスト 広木隆が、実践的な株式投資戦略をご提供します。 (毎週火曜日に更新)
広木隆が週次でマーケット動向について解説します。お客様からのご質問にも回答します。
大槻 奈那「あと一歩の上値追いの可能性は排除できないが、上限は近い」
マネックス証券株式会社
チーフ・アナリスト 兼 マネックス・ユニバーシティ長
マネックスクリプトバンク株式会社 マネックス仮想通貨研究所所長
大槻 奈那
大槻 奈那の連載コンテンツ
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(不定期更新)
チーフ・アナリスト 大槻奈那が、毎回、旬な金融市場のトピックについて解説します。市場の流れをいち早く把握し、味方につけたいあなたに、金融の「今」をお伝えします。 (月1回月曜日に更新)
チーフ・アナリスト大槻奈那が、金融市場でのさまざまな出来事を独自目線で発信します。
岡元 兵八郎「インフレ慣れしていない日本人が取るべきインフレヘッジの方法とは」
マネックス証券株式会社
チーフ・外国株コンサルタント 兼 マネックス・ユニバーシティ シニアフェロー
岡元 兵八郎
基本的なことのおさらいです。(図:日米株価 年間リターン比較 円ベース)は1990年からこれまでの日米株の年間パフォーマンスの比較です。当たり前のことですが、米国株のパフォーマンスが良いと言っても、これまでも必ずしも毎年上がってきた訳ではありません。調整する年もあるのです。
岡元 兵八郎の連載コンテンツ
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(原則として週の第1営業日に更新)
チーフ・外国株コンサルタント岡元兵八郎が米国株式市場の相場の見方や、市場に存在する様々な投資情報を分かりやすくご説明します。皆様の米国株式の長期投資の判断にご活用ください。 (月1回月曜日に更新)
「ハッチ」こと、チーフ・外国株コンサルタント岡元兵八郎が、米国金融街出身者ならではの知見や実体験を披露します。日本とは異なる米国の投資家を取巻く環境やハッチならではの独自の視点での米国の見方をお伝えします。
吉田 恒「円安メリットの外貨投資、そして円安差益還元論」
マネックス証券株式会社
チーフ・FXコンサルタント 兼 マネックス・ユニバーシティ FX学長
吉田 恒
- おすすめコラム①:「資産・生活防衛の外貨投資」という考え方
- おすすめコラム②:「物価高の円安」、40年前との類似と相違
吉田 恒の連載コンテンツ
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(毎営業日更新)
チーフ・FXコンサルタントの吉田恒が独自の視点から日々のマーケット情報や注目材料などをお伝えします。 (週の第1営業日に更新)
チーフ・FXコンサルタントの吉田恒による週間為替展望です。注目通貨ペアの相場動向を解説します。
円安時に投資家がやるべきこと
円安のキホンをおさらい
円安が進む局面でやるべきこと
円以外の資産の割合を増やす
FX PLUS(外国為替証拠金取引)をはじめるには
FX PLUSは、マネックス証券の「証券総合取引口座」と「FX PLUS口座」の2つの口座を開設すると、ご利用いただけます。もちろんどちらも口座開設・維持費は無料です。
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FX PLUS(店頭外国為替証拠金取引)に関する重要事項
FX PLUSでは、取引対象である通貨の価格の変動により元本損失が生じることがあります。また、取引金額が預託すべき証拠金の額に比して大きいため(具体的な倍率は当社ウェブサイトをよくご確認ください)、取引対象である通貨の価格の変動により、その損失の額が証拠金の額を上回る(元本超過損)ことがあります。 さらに、取引対象である通貨の金利の変動により、スワップポイントが受取りから支払いに転じることがあります。FX PLUSは、店頭取引であるため、当社・カバー先の信用状況の悪化等により元本損失が生じることがあります。FX PLUSでは、損失が一定比率以上になった場合に自動的に反対売買により決済されるロスカットルールが設けられていますが、相場の急激な変動により、元本超過損が生じることがあります。加えて、相場の急激な変動により、意図した取引ができない可能性があります。
FX PLUSでは、取引通貨の為替レートに応じた取引額に対して一定の証拠金率以上で当社が定める金額の証拠金(必要証拠金)が必要となります。一定の証拠金率とは以下のとおりです。ただし、相場の急激な変動等の事由が発生した場合には当社判断により変更することがあります。
(個人口座)
原則4%(一部の通貨ペアでは8%、詳細は当社ウェブサイトをご確認ください)
(法人口座)
金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第31項第1号の定める定量的計算モデルにより金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率です。ただし、金融先物取引業協会の算出した為替リスク想定比率が、当社が通貨ペアごとに定める最低証拠金率(原則1%、一部の通貨ペアでは8%、詳細は当社ウェブサイトをご確認ください)を下回る場合には、当社が通貨ペアごとに定める最低証拠金率を優先させることとします。
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