初心者必読

FXチャートの見方を基礎から実践まで徹底解説

FXチャートの見方を基礎から実践まで徹底解説
【USDJPY/1時間足(13日15時過ぎ)】

FXチャートの見方を基礎から実践まで徹底解説

「IFO注文ってどんな仕組み?」

「IFO注文の使いどころが知りたい」

「チャートを離れていても利益を狙いたい」

IFO注文は、 エントリー、利確、損切りの3つを同時に出せる 注文方法です。

そこでこの記事では、IFO注文の仕組みやメリット・デメリットを初心者にもわかりやすくお伝えします。

IFO(イフダンオーシーオー)注文とは?

IFO注文の基本

IFO(イフダンオーシーオー)注文は、IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法です。

新規・指値・逆指値の3つの注文を同時に発注できる のが特徴です。

IFO注文の仕組み

STEP1 エントリー・利確・損切り注文を設定する
STEP2 エントリー注文が約定したら利確・損切り注文が発注される
STEP3 利確・損切り注文のどちらかが約定すればもう片方はキャンセルされる

STEP1 エントリー・利確・損切り注文を設定する

IFO注文の出し方

①エントリー = 127円で買い
②利確 = FXチャートの見方を基礎から実践まで徹底解説 129円で指値売り決済(約定すれば2円分の利益)
③損切り = 126円で逆指値売り決済(約定すれば1円分の損失)

STEP2 エントリー注文が約定したら利確・損切り注文が発注される

エントリー注文が約定する前にレートが129円に達しても、 利確注文が未発注のため約定しない ので、2円分の利益は得られません。

なお、利確・損切り注文が発注された後でもレートの変更や注文のキャンセルは可能です。

STEP3 利確・損切り注文のどちらかが約定すればもう片方はキャンセルされる

IFO注文の決済の仕方

  • 129円の利確注文が先に約定:126円の損切り注文はキャンセル
  • 126円の損切り注文が先に約定:129円の利確注文はキャンセル

FXの注文方法一覧

FXチャートの見方を基礎から実践まで徹底解説
注文方法 特徴
成行注文 ・今のレートで注文を約定させる
指値注文 ・今よりも有利なレートで発注する
逆指値注文 ・今よりも不利なレートで発注する
IFD注文 ・エントリー注文と決済注文を同時に出せる
・決済注文は指値(利確)か逆指値(損切り)のいずれかひとつしか出せない
OCO注文 ・指値注文と逆指値注文を同時に発注し、いずれかが約定すればもう片方はキャンセルされる
トレール注文 ・指定した値幅を保ちながら、チャートの高値(安値)の更新を追跡して損切りレートを変動させる方法
リバース注文(ドテン注文) ・同じ通貨ペアで買いポジションを売りポジションに一度に変換する方法
・売り→買いの逆方向の取引もできる

IFO注文のデモトレードができるFX会社

いきなり本番で注文を試すのが怖いという初心者もいるかと思います。そんなときは、デモトレード練習するのがおすすめです。

IFO注文のメリット

IFO注文のメリット

・3つの注文が一度で済む
・リスク管理がしやすい

3つの注文が一度で済む

3回に分けて発注する必要がないため、注文の手間が減ります。

また、エントリー注文の約定を待たずに利確・損切り注文を出せるので、 チャートに張り付く必要がなくなる のもメリットです。

リスク管理がしやすい

IFO注文はリスク管理に最適な注文方法と言えます。

チャートを監視し続けなくても、 利益と損失を決められる からです。

IFO注文のデメリット

IFO注文のデメリット

・注文内容の入力に時間がかかる
・エントリー注文が約定しないと利益が狙えない

注文内容の入力に時間がかかる

ひとつ目は注文の 入力に時間がかかる ことです。

注文内容を入力している間にレートが変動するとチャンスを逃す恐れがあるので、数秒~数分の取引で利益を狙う超短期売買には不向きかもしれません。

エントリー注文が約定しないと利益が狙えない

エントリー注文が約定しない限り、 利益を狙えません。

IFO注文の注意点とコツ

IFO注文の注意点

IFO注文を使う際は、 決済時のスリッページに注意が必要です。

対策するには、許容値をあらかじめ設定しておくのがコツです。

IFO注文を活用した4つの取引手法

①指値買いエントリー
②指値売りエントリー
③逆指値買いエントリー
④逆指値売りエントリー

指値買いエントリー

IFO注文を使った指値買い

①エントリー = 131円
②利確 = 133円
③損切り = 130円

指値売りエントリー

IFO注文を使った指値売り

①エントリー = 129円
②利確 = 127円
③損切り = 130円

逆指値買いエントリー

IFO注文を使った逆指値買い

①エントリー = 129円
②利確 = 131円
③損切り = 128円

逆指値売りエントリー

IFO注文を使った逆指値売り

①エントリー = 131円
②利確 = 129円
③損切り = 132円

IFO注文が使いやすいFX会社3選

FX取引高 世界第1位「GMOクリック証券」

GMOクリック証

スプレッド
(ドル/円)
ユーロ/円 ポンド/円
0.2銭 0.5銭 1.0銭
取引単位 スワップ キャッシュバック
1万通貨 300,000円

FX取引高 世界第1位 (ファイナンス・マグネイト社調べ2020年1月~2020年12月)
・最安水準のスプレッド!デイトレに最適
・38種類のテクニカル指標があり、分析ツールが充実

スプレッドが安い上に、FXのプロがうなるほどの高機能分析ツールが有名!

取引高 世界第1位 からもわかる通り、皆が使っているFX会社だ。

取引コストが安く、初心者向きの「DMM FX」

DMMFX

スプレッド
(ドル/円)
ユーロ/円 ポンド/円
0.2銭 0.5銭 1.0銭
取引単位 スワップ キャッシュバック
1万通貨
マイナススワップが大きい
200,000円

最安水準のスプレッド!デイトレに最適
・初心者からプロまで対応する高機能チャートが無料で使える
・取引結果を自動分析してくれるので、トレードの実力がUPしやすい

初心者でも使いやすく、プロもうなる高機能チャートが有名!

スプレッドが安いので、デイトレなどの取引回数が多くなるトレードでも取引コストを安くすることができるよ。

取引結果を自動で分析してくれるので取引の実力が伸びやすく、初心者に一番おすすめのFX口座。

低スプレッド・高スワップ!「外貨ex byGMO」

外貨ex byGMO

スプレッド
(ドル/円)
ユーロ/円 ポンド/円
0.2銭 0.5銭 1.0銭
取引単位 スワップ キャッシュバック
1000通貨
マイナススワップが大きい
150,000円

1000通貨(ドル円なら5千円)からFXの取引が可能
・トルコリラなどの高金利通貨のスワップが高く、スワップ狙いの取引に最適
・スマホの取引ツールが使いやすいことで有名

最小取引単位が1万通貨が多いFX業界で、1000通貨(ドル/円なら5千円)から取引が可能!

スプレッドが安く、高スワップなので短期から中長期まで対応できる万能型のFX会社よ。

まとめ IFO注文を活用してリスク管理をしよう!

この記事で紹介した 「IFO注文を活用した取引手法」 が使えるようになれば、忙しくてチャートを見られない人でもリスク管理をしながら運用できますよ。

・IFO注文はエントリー・利確・損切り注文を同時に出せるのが特徴
・エントリー前から利益・損失を決められるためリスク管理がしやすい
・エントリー注文の出し方によって4つの使い方で利益を狙える

135円到達目前、リスク承知で挑んだドル円トレードはまたも残念な結果に。

ブレイクトレード

先週の金曜時点で 『注目の135円』 にいよいよ到達か?というところだったので久しぶりに狙ってみました。

月足見立て

【USDJPY/月足】

ちなみにタイトルから分かる通り結果は 完敗 (´﹃`)(マジでドル円勝てぬ。。)

ORZ

大注目の135円が目前のドル円。テクニカル的にはチャンスだが…

1時間足見立て

【USDJPY/1時間足】

疑問男性

135円到達前に敢えて金曜から狙って行ったワケ

  • 米長期金利が上昇の一途を辿ってた。
  • それによってドルインデックスも上がりっぱなし。
  • 日銀黒田総裁の炎上発言でドル高円安が加速。
  • 米CPI(消費者物価指数)の結果云々によっては更なるドル高の可能性も。

米長期金利

ドルインデックス

要は 米ドル絶好調 FXチャートの見方を基礎から実践まで徹底解説 ってことです(・∀・)

ORZ

1時間足予想

【USDJPY/1時間足】

この保ち合いになってる高値が135円までの “最後の砦” になっていて、ここを抜けたらそのまま一気に135円も!なんてことになるんじゃなかろうかと。

ORZ

結論、今回に関しては「 節目の重要度の高さ 」と「 高値抜けた勢いに後乗りで乗れなくなる可能性 」を考慮し、135円到達前に高値ブレイクで仕掛けることを決意しました。

それともう1個、この日金曜に発表予定だった 『米CPI』 も若干根拠に含まれていたんですが、それはまた後ほど。

続・相場分析から戦略立てまでのお話

週足日足見立て

【USDJPY/週足&日足】

4時間足見立て

【USDJPY/4時間足】

ORZ

  • 月足:2002年以来の高値『135円』が目前!
  • 週足&日足:イケイケの押せ押せ上昇トレンド。勢い・方向性ともに申し分なし。
  • 4時間足:上昇トレンド。押し目から反発後高値に抑えられ停滞。ネックライン割れてきたら見送り。
  • 1時間足:上昇トレンド。134.500辺りの高値で保ち合い中のため、ここのブレイクを狙う。
  • 戦略:135円は近いが、様々なファンダ的要因や高値抜けた後に乗り遅れることなども考慮した結果、敢えて先行してブレイクエントリーを狙う。含み益が発生次第ひたすらトレール。

IFD注文でブレイクの時を待つ金曜の夜

15分足見立て

【USDJPY/15分足(10日の10時ごろ)】

15分足見立て2

【USDJPY/15分足(10日18時30分ごろ)】

1時間足見立て2

【USDJPY/1時間足(同時刻)】

ORZ

15分足見立て3

【USDJPY/15分足(11日0時過ぎ)】

このことから 16日未明のFOMC(米の政策金利決めるやーつ)に向けてドル高が進行していく可能性が高い と考え、IFD注文はこのままに週を跨ぐことを決意しました。

1時間足エントリー

【USDJPY/1時間足(13日9時)】

1時間足経過

【USDJPY/1時間足(13日15時過ぎ)】

オマケにこの日はダウが大幅下落していたことにより、これまたリスクオフで 円買いが止まらなくなる事態 FXチャートの見方を基礎から実践まで徹底解説 に。

1時間足結果

【USDJPY/1時間足(※大分あとに撮影した画像)】

取引結果

今朝のツイートでも言った通り、最近の円はこうやって強めの円買いが入って 「市場のクロス円ロングポジを軒並みかっさらってからまた円安に戻っていく」 みたいな動きが本当に多い。

【ORZ的注目相場状況ボヤキ】
昨日はドルも強いのにそれ以上の力で円がねじ伏せる形になりましたね(・∀・)
円高の要因は黒ちゃんの円安牽制発言と米株安へのリスク回避ってとこかな?
最近は一時的に円高で相場荒らしてまた円安に戻っていくみたいな展開も多いのでさてどうなるか。#ORZの相場ぼやき pic.twitter.com/PJcqrY3DTW

— プロニート仙人[email protected] (@NEETORZ) June 14, FXチャートの見方を基礎から実践まで徹底解説 2022

1時間足その後

【USDJPY/1時間足(14日16時ごろ)】

ORZとしては記事で公開していないものの先週ポン円で +150pips 取ってたので今回の損失は大して痛くないんですが…

【先週取ったポン円トレード】

【実践】FXで波の描き方って決まってるの?ストキャスティクスを使った波の描き方!①

未分類

そして、本日おすすめする波の描き方は、 「ストキャスティクス」 を使って波を描く方法です。

波の描き方

①「ストキャスティクス」をチャートに入れる

%K期間→「14」

スローイング→「5」

②山と谷を決める

③山と谷を線で結ぶ

ストキャスティクスで波を描く利点

【原点】FXトレードで負けてる人!!負けるからこそ勝てるようになるのだ!!

皆さんこんにちは。アムビです。 FXチャートの見方を基礎から実践まで徹底解説 本日は、負けている方ほど諦めないでほしいという事を題材に、3つのポイントをお話ししたいと思います! 皆様は負けてしまっているときにもうトレードをやめようと思ったことはありませんか?.

【FX】自動売買ソフトって、本当に勝てるの??

皆さんこんにちは。アムビです。 本日は、FXの自動売買ソフトについてのお話をしたいと思います。 FXの自動売買ソフトが売られているのを皆さんは知っていますか? トレードをしている人だったら、多くの方が楽して.

【FX】トレードは待つのが仕事ってどういう事?リアルトレードをするまでの道のりを考えよう!

【目から鱗】FXトレード 7つの負けないコツ ~⑦負けたときにトレーディング日誌をつける~

皆さんこんにちは。アムビです。 本日は、「7つの負けないコツ」その7です。 その1は「決めた損切は必ず守る」 その2は「目先の損益に紛動されない」 その3は「損切の根拠の時間軸を変更してはいけない」 .

【売買ポイント徹底解説】FXグランビルの法則とは?

【買うべき?売るべき?】 目線の話!!これがわかればもう悩む必要はない!

皆さんこんにちは。アムビです。 本日は少し目線の話をしたいと思います。 皆さんは‘‘絶対下がる!‘‘と思って売りを入れたら、値が上がっていったり、逆に‘‘絶対上がる!‘‘と思って買いを入れたら値が下がっていったり.

ドル円とポンド円 絶好の反発ポイントを見極めろ(6月15日)

毎朝のチャート分析

1、 ドル円 本日の相場分析

【日足のトレンド目線】
昨日は、日銀指し値オペ炸裂で円安続伸、米10年債利回りも3.4%台に突入して135円60付近まで高値を更新する展開となっています。

【4時間足のトレンド目線】
4時間足では、ボリンジャーバンドがエクスパンションしていますが、+3σに到達後は上値が重くなっていますので+2σでサポートされていれば横ばいから上目線となりそうですが、上昇しても上値が重そうな感じです。

【意識したいポイント】
上は、 135円40付近、135円60付近、135円75付近、136円00付近、136円20付近
下は、 135円20付近、135円00付近、134円85から80付近、134円70付近、134円45から40付近、134円00付近


【注目の経済指標】
重要度☆☆☆

米国 21:30 5月小売売上高
米国 27:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
米国 27:30 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見

2、 今までになかったインジケーター

3、 ポンド円 本日の相場分析

【日足のトレンド目線】
昨日は、東京時間に日銀の指し値オペでドル円と連動して上昇していましたが、164円20付近からは戻り売り優勢の展開で161円40付近まで下落すると、ロンフィクを回った辺りから流れが落ち着いて反発して引けています。

【4時間足のトレンド目線】
4時間足では、前のローソク足が陽線で切り返してきていますので10時のローソク足が変わるまでの162円70付近を越えていければ10EMAのある163円前半を目指す展開となりそうです。

FXチャートの見方を基礎から実践まで徹底解説

【意識したいポイント】
上は、 162円50付近、162円60付近、162円75付近、163円00付近、163円20付近、163円35付近、163円60付近、163円80付近
下は、 162円20から15付近、162円00付近、161円80付近、161円60付近、161円35付近、161円00付近、160円80付近

FXのトレンドラインとは?種類と引き方のコツを詳しく解説

トレンドラインだけだと、ヒゲか実体か合わせ方によってラインの角度が変わります。そのため、トレンドラインだけでエントリーポイントを見つけようとしても、迷いが生じるばかりです。しかし、水平ラインを引くと、トレンドラインと交わる箇所が出てきます(上図の矢印部分)。2つのラインが交わる箇所が機能することが多いので、実践では トレンドラインだけでなく、水平ラインも組み合わせて判断するのがコツです (詳しくは後述します)。

2.1. 移動平均線に沿ったラインがベスト

移動平均線は、ローソク足終値の平均を、ラインで表示するインジケーターです。下図は、3本の移動平均線を表示しています。トレンドラインには3種類(短期・中期・長期)あると述べましたが、それと同様に、 3種類の移動平均線を出すのがおすすめです。

移動平均線は、ローソク足と同じ動きをします。価格が上昇すれば、移動平均線も上昇しますね。ですから、トレンドラインを引こうとすると、移動平均線と同じ傾きになります。そこで、移動平均線に沿ってトレンドラインを引くようにすると、簡単にトレンドラインが引けます。 特に、長期の200EMAに合わせると、大局をつかむことができます。 下図を見てください。

200EMAと同じ角度のトレンドラインを引きました。安値どうしを結ぼうとすると、ヒゲか実体のどちらを結ぼうか迷いますが、200EMAに沿って引くと、そのような迷いもありません。 200EMAに沿ってトレンドラインを引き、それをローソク足に当てるように移動すれば簡単に引けます。

トレンドラインを引く目的は、トレンドの流れを把握することです。 移動平均線に沿って引けば、少なくとも、流れをつかむことはできます。 FXチャートの見方を基礎から実践まで徹底解説 ローソク足の高値や安値ばかり見るのではなく、移動平均線をパッと見てトレンドラインを引いてみるのもおすすめです。チャートを開いてすぐに引けるので、ぜひ試してみてください。

2.3. 起点が同じ3本

このように、 トレンドが発生してから終了するまでに、角度の違う3本のトレンドラインが引けます。 FXチャートの見方を基礎から実践まで徹底解説 トレンドラインの起点は全て同じで、トレンドが発生したAです。①のトレンドラインを下抜けからといって、トレンドが終了するわけではないと分かりますね。次に②の角度があり、これも下抜けると最後の③があるイメージです。3つの壁で反発できないと、トレンドが終了するイメージです。

なお、今回は、①②③と全て下抜けて上昇トレンドが終わっています。違う場面では、①で下抜けても②のトレンドラインで反発し、上昇トレンドライン回帰するかもしれません。また、①②と下抜けでも3本目の角度で急反発して上昇トレンド回帰する場合もあるでしょう。ですから、 ①を下抜けても②が待っていて、②を下抜けても最後の③があります。3つの壁を破り、ようやく上昇トレンドが終了するのです。

この引き方は、 トレンドが比較的強く、トレンドの波が最初から最後まで同じとき に引けます。今回は、Aから強いトレンドが発生し、勢いを緩めることなく上昇していきました。トレンドが発生したときは、①の角度しか引けませんが、先を見越して②や③の緩い角度のトレンドラインも引いておくといいでしょう。

2.4. 起点が違う3本

そして、③のように、どこかで安値を大きく切り下げてきます。 トレンドの出始めはゆっくりで、後半にかけてトレンドを強めていく場合に引けます。 トレンドの波が途中で変わるため、起点およびラインの角度が違ってくるのです。 トレンドの勢いが途中で強まったり、弱まったりするときに引けます。

3. トレンドラインが重要な理由

3.1. 相場は斜めにジグザグに進むから

相場は、トレンドとレンジがありましたね。 トレンドが発生したとき、ローソク足がどんな動き方をするのか、考えたことはありますか? ローソク足は、高値と安値を少しずつ切り上げ(切り下げ)て進むのが普通です。斜めに、そしてジグザグになるのです。下図の上昇トレンドを見てください。

一方向へ進み続けることはなく、高値更新して高値を切り上げます。そして、一時的に反落しますが、 安値を大きく切り下げることはなく、直近の安値を大きく下回ることはありません。 この値動きが連続すると、ジグザグになります。ローソク足が直角になっている箇所はありませんね。価格は急騰や急落するのではなく、徐々に上げ下げするので相場は斜めに進みます。

これは、バブル相場のときに、「バブルがはじけるのを恐れて最後までバブルに乗れない現象」と同じ思考です。 例外はほぼ起らないと考えておき、通常の値動きがあるものとしてトレードした方がいいです。 明日もあさっても、ジグザグに進む普通の相場があるものとしてトレードしましょう。たとえ大暴落が起こったとしても、いつも通り損切りすれば問題ありません。

3.2. 高値と安値の切り上げ(切り下げ)

安値にラインを引くと、同じ価格帯で何度も反発しているとわかります。上昇トレンドのときは、安値を切り上げますから、これ以上は下げないという価格帯が存在します。 「ココを下抜けると上昇トレンドが否定される」という箇所があり、そこで売買が交錯します。 反発すれば、買い圧力の勝ちですから、さらに上昇トレンドを加速させるとイメージできますね。

また、安値を切り上げるということは、安値が形成されなければなりません。そのためには、上げるだけでなく、一時的な下げも必要になります。上昇トレンドだからといって、上げばかりに気を取られるのではなく、 安値を作るために一時的に下げがある 、と理解してください。一時的に下げがあると、それが安値(押し目)になります。この下げは、大きな下げではなく、押し目を作るための下げなので、小さな下げになります。安値を切り上げていくのですから、前回の安値を下回ることはありません。

「上昇→小さな下げ→再上昇」の繰り返しが、一連の上昇トレンドになります。 このプロセスを「N波動」といい、トレンドが続く限り、N波動がいくつも形成されます。 下図を見てください。

上昇しても一時的な下げがあり、再び上昇トレンド回帰していきます。このプロセスをなぞると、Nの字になっていますね。 「トレンドはNの字が連続してできる」と認識してください。

最初からトレンドラインを引くと、ただ「ラインを引く」という意味のない作業になりかねません。何のために引くのか、目的がよく分からないのではないでしょうか。しかし、 相場の仕組みを理解したうえでトレンドラインが引けるようになると、チャートから多くの情報を読み取れるようになります。

特に、移動平均線に沿ってトレンドラインを引けば、角度や長さなどから、そのトレンドの流れが分かります。 まずは大きな流れを捉え、それから細かい分析をしていくためにも、トレンドラインは重要 です。

3.3. トレンドラインでできること

理由はどうであれ、 ローソク足とトレンドラインがぶつかった箇所では、売買が交錯し、その後の方向性がはっきりする ことが多いです。

結果は、下図のように上昇トレンド回帰していきました。Aにぶつかっただけでは、上昇するとはわかりませんが、Aで反発したときに、方向性が出やすいポイントですから、 「もしかしたらトレンド回帰するかも」という準備ができます。

トレンドラインを引いただけでは、その後の流れまではわかりません。しかし、 「方向性が出やすいポイントに差し掛かった」というだけでも、トレードしやすくなります。 上ならどうなるか、下ならどんな展開か、というように先のことをイメージしやすくなるのです。他のテクニカル分析と組み合わせ、徐々にエントリーポイントを絞っていける箇所です。

方向性が出やすいポイントは、相場の流れが変わる場面です。まずは、それを把握することが何よりも大切です。方向性が出にくいポイントでは、いくらチャート分析しても情報を引き出すことはできません。これでは骨折り損ですから、 方向性が出やすいポイントを見つけ、そこでトレードすることが重要です。 トレンドラインは、このような方向性がでやすいポイントを見つけることができるのです。

4. トレンドラインのブレイクとは

トレンドラインのブレイクとは、 価格(=ローソク足)がトレンドラインを突き付けること です。トレンドラインは、2つ以上の起点があれば引けますね。3回4回と、価格が何度もトレンドラインにタッチして反転するほど、そのラインがうまく機能しています。

4.1. トレンドラインはいずれ抜ける

しかし、 ブレイクしたからといって、そのトレンドが終了したことにはならない ので、注意してください。Aでトレンドラインを下抜けましたから、上昇トレンドが終了すると思ってしまいます。しかし、前述した3本のトレンドラインが引けるように、1本目をブレイクしても、そのあとは違う角度のトレンドラインが引けるかもしれません。引いたトレンドラインをブレイクしたときに、トレンドが終了したのか、それとも違う角度のトレンドラインにバトンタッチするのか、もしくはレンジに移行するのかなど、いくつかのパターンを考えましょう。

4.2. ライン1本でトレードしないこと

しかし、 トレンドライン1本だけで、エントリー判断をするのは危険です。 なぜかというと、斜めのラインは、起点の取り方に正解がないため(実体かヒゲか)、引き方によって角度が異なるからです。あるトレーダーは、価格がトレンドラインにタッチしたように見えても、他のトレーダーはまだタッチしていないかもしれません。

また、エントリー根拠が1つだけでは、期待値の高いトレードになりません。根拠は1つより2つ、2つより3つというように、多くなるほど期待値が高くなります。テクニカル分析をいくつも組み合わせるようにしましょう。 根拠の数が多い方が一貫性のあるトレードができます。

1つのラインだけでトレードするのではなく、2つの根拠が交わるポイントの方が、期待値は高いです。Aは、トレンドラインと水平ライン①が交わるポイントです。トレンドラインにぶつかるときは、売買が交錯しますね。水平ラインにぶつかったときも、同じように売りと買いの圧力が戦うので、売買が急増します。つまり、 トレンドラインと水平ラインの2つが重なるポイントは、より売買が増えることになります。 結果、その後の方向性が明確になりやすいということです。

このように、1本のラインで判断するより、2つのラインが交わるポイントを見つけるのがコツです。1本のラインだと、ローソク足とラインがぶつかる箇所が無数にあり、期待値の高いポイントはわかりません。しかし、 斜めと横のラインの2つが交わるポイントはそう多くないため、ポイントを絞ってトレードすることができます。

5. トレンドラインを引く練習

トレンドラインを引く最初の目的は、 トレードポイントを見つけるのではなく、相場の流れを把握するため です。決して、エントリーするために引くのではありません。いきなりエントリーするラインを引こうとするから、いっきに難易度が上がってしまうのです。チャートを開き、たった1本のラインで勝てるポイントをあぶりだすのは、私でも不可能です。ですから、エントリーするためではなく、流れを把握するために、気軽に引くようにしましょう。

75EMAは中期の移動平均線なので、トレンドラインも中期的な流れです。25EMAに沿って引いたときよりも、 ラインの数は少なく、かわりに1本のラインが長くなります。 短期は、直近の値動きに敏感に反応しますから、ラインも短くてあちこち上下動します。短期よりも中期の方が、目先の値動きに反応せず頻繁に角度を変えない点は、移動平均線もラインも同じです。

そうすると、 200EMAに沿ったトレンドラインが一番緩やかで長くなる のは、もうおわかりですね。200EMAの長期移動平均線が、そのトレンドの大きな流れであり、大局といえるでしょう。200EMAに沿ってラインを引くと、下図になります。

大きなトレンドラインの中に、小さなトレンドラインがいくつも引けるのがトレンドです。トレンドが発生したら、1本だけ引くのではなく、 長いラインや短いラインなど、下図のように短期・中期・長期という3種類のラインを引く と、練習になります。ローソク足にぴったり合わせようとすると迷うので、最初はアバウトに引くように心がけてください。そうした方が、たくさん引けます。

6. まとめ

たくさん引き、しっくりこないラインがほとんどですから、消してまた引き直す作業を繰り返してください。引いたトレンドラインが、ローソク足とぶつかったときにそれがどう機能したのか、最後まで追いかけてみてください。 決して、引いて終わりではありません。それが機能したのかどうかまで確認することが大切です。

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